薬と相性の悪い食べ物

薬と相性の悪い食べ物を食べると、薬の効果が弱まってしまったり、逆に強くなり過ぎたりすることがあります。

抗血栓薬であるワルファリンと納豆の組み合わせが良くないことは有名です。

納豆に含まれる納豆キナーゼという血栓溶解酵素が、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓ができてしまうことを予防すると言われ、健康目的で食べている人も多いです。
しかし一方で、納豆菌はビタミンKを作成する働きも持っています。

ビタミンKは、血液の凝固能を高める作用を持っています。
ワルファリンは、このビタミンKの活性を低下させることにより、血栓ができることを予防しているので、納豆を食べるとビタミンKの血中濃度が高くなってしまい、期待した効果が得られなくなってしまいます。

ワルファリンの効果が、弱いと血栓ができてしまい、強すぎると出血してしまう危険性があります。
1ヶ月に1回程度凝固能の血液検査をして、ワルファリンの投与量を調整する繊細な治療なので、食べ物にも十分注意する必要があります。
納豆以外にも、緑黄色野菜も比較的ビタミンKの含有量が多めなので、食べ過ぎないようにします。

他には、アボカドに含まれるチラミンが、抗うつ薬であるMAO薬との同時摂取で、頭痛や高血圧を引き起こす危険性があると言われています。

グレープフルーツジュースと、カルシウム拮抗薬や抗血小板薬など、相性の悪い組み合わせはたくさんあるので、やはり薬は水で飲むべきです。

Proudly powered by WordPress and Sweet Tech Theme